説明
数々のスタントライドを披露してきたRooftop(ルーフトップ)ことMike Escamillaのシグネチャーモデルとして登場するバッシュガード付属のシグネチャーフレームです。
BMXシーンにおけるバッシュガードとは、80年代末期から90年代初期に見られたフレームのダウンチューブを保護するサブフレームもしくはその役目を果たす機構を指していると記憶しています。そしてその構造からチェーンリング/スプロケットもガードすることができ、グラインド時の保護やバッシュガード自体を利用したトリックを生み出しました。有名なところではH社やG社、マニアどころではB社のフレームなどに採用され、当時のフリースタイルライダーやストリートライダー憧れの装備だったと聞きます。
近代ではその存在が忘れされたように感じますが、Ruben Alcantaraがプロデュースしたものが数年前にリリースされたことがありました。最近では、チェーンやスプロケットそのものを保護する目的から、スプロケットとガード部が一体に削り出されたものが人気を呼んでいたりと、いつの時代もチェーンリング/スプロケット周りそしてダウンチューブを保護することはライダーの意識にあることなのでしょう。
Rooftop本人はというと、若い頃に購入したH社のバイクに始まり、販売には至らなかったものの当時サポートを受けていたH社のフレームに自身でフレームワークを行ったバッシュガードを溶接し、話題を呼びました。
それから数年が経過し、いわゆるBMXプロライダーとしては一線を退き、様々なアドベンチャーを経験し世界へ広める立場として日々活動する中、彼のライディングに欠かせないものとして再度バッシュガード付きフレームのプロデュースへと至ったようです。
スペック
トップ: 20.8”
バック: 13.65″ (ガン詰め)
ヘッド: 75
シートアングル: 69
BB: 11.8°、MID SIZE
スタンドオーバーハイト: 8.8″
カラー: GLOSS METALLIC PLATINUM BLUE