ブランドについて
彼と初めて顔を合わせたのは14年前。
どこかすまし顔のおとなしい男というのが第一印象だった。
2002年に、UKのヘイスティングスで開催されたBACKYARD JAMへ参加したことがある。
WETHEPEOPLEのチームメンバー数名とドイツのケルンからハイウェイでフランスのカレーを経由し、フェリーでドーバー海峡を渡ったのだが、そこで出迎えてくれたのがAshley Charlesと数名のUKライダー達だった。
ヘイスティングスへの道中にストリートスポットを回ったりローカルパールへ案内してくれたりと、とても充実したツアーが過ごせたのだが、何をきっかけにしたのか打ち解けたタイミングがあったようだ。ライダー、言葉はなくとも通じる。そんなところなのだろうか。
当時のAshleyは自分と同じくWETHEPEOPLEに所属していた。
以降、ECLAT発足時のファーストメンバーとして、そしてWETHEPEOPLEからUNITEDへ移籍するなど、いわゆるプロライダーらしい生活を送っていた。
しかし、3年ほど前に急遽UNITEDを脱退。真意のほどは定かではないが、プロライダーでいることに疲れたから、
またはその目まぐるしさから身を引きたかったとか、それらに近い話しが直後に交わしたメールに書かれていたことを覚えている。
おとなしい印象であっても、BICYCLEUNIONクルーでもあり主張もハッキリとした男の彼だ。
あまり性に合っていないと思いながらも支えてくれていたスポンサーのために頑張ってきたが、その立場を続けることは彼にとって大変なことだったのだろう。まるでタレントのようにファンへ対応し、自分の行動をネット上などで披露しファンを喜ばせる。
Ashleyはそういった側の人間ではなかったのかもしれない。事実、全くと言っていいほどSNS活動に関して盛んではなかった。
そういった彼のこと、恐らく、プロライダーという立場に身を置いていた自分に対しケジメをつけたのかもしれない。自分らしく行こうと。
Ashleyとはこれまでに幾度かは会っているが、UNITEDのジャパンツアーで一緒に過ごした期間がもっともお互いを知る機会だった。
ハンサムだし、気の利く優しい奴だ。UK出身であり独特の訛りもある彼と、こちらの足りない英語力でもなんとか会話が成り立ったのは、
彼の優しさによるものだったのであろう。いつも真剣に話しを聞いてくれていた。
その当時から気候の良いカリフォルニアでフィアンセと生活しており、現在では多くのBMXライダーが注目するオースティンへ移り住んでいる。
最近、私のつたない英語に付き合いながら電話の中で話してくれたが、現在の彼のBMXライフにとって最適な環境だそうだ。
Ashleyのライディングは滑らかで気持ちが良く、フローだ。
かつてガツガツとストリートを攻めていた頃からもそれを感じていたし、ボウルライドを主題にした最近の映像ではそれを一層感じることができる。
そして、この映像で共演するChad Osburnもフローライドを象徴するライダーのひとりであろう。
ジムナスティックでトリック先行なシーンもあれば、欲求のおもむくままに重力と路面を感じるフローなスタイルも確立されつつあると思う。
極端に言えば、ただ「感じる」のみだ。
目まぐるしく移り変わるシーンの波とは少し外れたところで、世の風潮に流されることのない物を身につけゆったりとBMXライフを過ごす。そんなことを思う仲間と始めたのがRELIC BMXだ。
時に流行り廃りの対象になる物は、構造が凝っていたり装飾が派手なことがある。RELICに関してはそういった要素を排した物づくりを実行しているようである。
Ashley Charlesと彼の思想に共感する仲間たちで運営されるRELIC。
きっと彼らに同調するライダーが国内にもいることでしょう。
どこかすまし顔のおとなしい男というのが第一印象だった。
2002年に、UKのヘイスティングスで開催されたBACKYARD JAMへ参加したことがある。
WETHEPEOPLEのチームメンバー数名とドイツのケルンからハイウェイでフランスのカレーを経由し、フェリーでドーバー海峡を渡ったのだが、そこで出迎えてくれたのがAshley Charlesと数名のUKライダー達だった。
ヘイスティングスへの道中にストリートスポットを回ったりローカルパールへ案内してくれたりと、とても充実したツアーが過ごせたのだが、何をきっかけにしたのか打ち解けたタイミングがあったようだ。ライダー、言葉はなくとも通じる。そんなところなのだろうか。
当時のAshleyは自分と同じくWETHEPEOPLEに所属していた。
以降、ECLAT発足時のファーストメンバーとして、そしてWETHEPEOPLEからUNITEDへ移籍するなど、いわゆるプロライダーらしい生活を送っていた。
しかし、3年ほど前に急遽UNITEDを脱退。真意のほどは定かではないが、プロライダーでいることに疲れたから、
またはその目まぐるしさから身を引きたかったとか、それらに近い話しが直後に交わしたメールに書かれていたことを覚えている。
おとなしい印象であっても、BICYCLEUNIONクルーでもあり主張もハッキリとした男の彼だ。
あまり性に合っていないと思いながらも支えてくれていたスポンサーのために頑張ってきたが、その立場を続けることは彼にとって大変なことだったのだろう。まるでタレントのようにファンへ対応し、自分の行動をネット上などで披露しファンを喜ばせる。
Ashleyはそういった側の人間ではなかったのかもしれない。事実、全くと言っていいほどSNS活動に関して盛んではなかった。
そういった彼のこと、恐らく、プロライダーという立場に身を置いていた自分に対しケジメをつけたのかもしれない。自分らしく行こうと。
Ashleyとはこれまでに幾度かは会っているが、UNITEDのジャパンツアーで一緒に過ごした期間がもっともお互いを知る機会だった。
ハンサムだし、気の利く優しい奴だ。UK出身であり独特の訛りもある彼と、こちらの足りない英語力でもなんとか会話が成り立ったのは、
彼の優しさによるものだったのであろう。いつも真剣に話しを聞いてくれていた。
その当時から気候の良いカリフォルニアでフィアンセと生活しており、現在では多くのBMXライダーが注目するオースティンへ移り住んでいる。
最近、私のつたない英語に付き合いながら電話の中で話してくれたが、現在の彼のBMXライフにとって最適な環境だそうだ。
Ashleyのライディングは滑らかで気持ちが良く、フローだ。
かつてガツガツとストリートを攻めていた頃からもそれを感じていたし、ボウルライドを主題にした最近の映像ではそれを一層感じることができる。
そして、この映像で共演するChad Osburnもフローライドを象徴するライダーのひとりであろう。
ジムナスティックでトリック先行なシーンもあれば、欲求のおもむくままに重力と路面を感じるフローなスタイルも確立されつつあると思う。
極端に言えば、ただ「感じる」のみだ。
目まぐるしく移り変わるシーンの波とは少し外れたところで、世の風潮に流されることのない物を身につけゆったりとBMXライフを過ごす。そんなことを思う仲間と始めたのがRELIC BMXだ。
時に流行り廃りの対象になる物は、構造が凝っていたり装飾が派手なことがある。RELICに関してはそういった要素を排した物づくりを実行しているようである。
Ashley Charlesと彼の思想に共感する仲間たちで運営されるRELIC。
きっと彼らに同調するライダーが国内にもいることでしょう。
◆WEBサイト
https://relicbmx.com
◆RELICライダー
Chad Osburn、Kyle Davenport、Ashley Charles、Clint Reynolds
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