ChetとAshのバイクチェック
先日BIKECHECKページにアップされたYossyのバイクに使用されているC-MURDER BARをデザインしたWETHEPEOPLE/ECLATライダーのアメリカ人、Chester BlacksmithのバイクチェックがWETHEPEOPLEのサイトにアップされています。
ハンドルバーと同じく彼がデザインしたシグネチャーフレームSLEEPLESS FRAMEをベースにECLATとWETHEPEOPLEのパーツで構成されています。
ライディング同様タフな印象のフレームやバーとのバランスが良いEXCALIBUR FORKを選択しているところがミソ。
フレームには、精度と耐久性が期待できるインベストメント鋳造法で作られたチェーンとシートステイのブリッジ、ドロップエンドともに採用していること。
バーのクロスバーは最近主流の細いパイプでなくメインと同じ22.2mmを採用。
そして先細りでなくオーソドックスなシルエットのフォークを選択するところを見ると、日々のライディングで起こりうる故障をなるべく回避する意図が感じられます。
これら3点は最軽量の部類に入りませんが、フレームは2.2kg、バーは755g、フォークは952gと決して重くはない。
技術や選択する素材の進化によって、かつて同じ重量では作り出せなかった強度や耐久性が確保されるようになり、最近の製品であれば比較的扱いやすい重量のバイクを組上げることができます。
その際に主とすることを何とするか?とにかく軽量化?でも壊れてほしくない?
なかなか判断の難しいところですが、今回のChetのバイクチェックや当サイトのバイクチェック等も参考に色々考えてみるのも楽しいと思います。
◆Chester Blacksmithのバイクチェックはここからチェック
◆ZENのバイクチェックページはここからチェック
次に先日WETHEPEOPLEチーム脱退が発表されたイギリス人ライダーAsley Charlesのバイクチェックも紹介します。
こちらは映像なので、下の再生ボタンをクリックしてチェックしてみてください。
使用するフレームやバーはもちろん彼のシグネチャーであるA2B FRAMEとLOCK STOCK BAR。そして各パーツにはECLATが使用されています。
882gと軽量なHERIUM HOLLOW FORKを使用しながらもタフな印象のECLATのリムBONDI AERO RIMを使用しているところは、スポンサーという兼ね合いがあるかもしれませんが、耐久性を考慮してのこと。
せっかくのストリートスポットでもグニャグニャなホイールでは楽しめません。
SLEEPLESS FRAMEと同じくインベストメント鋳造法を使用していることも、Chetと同様に故障を回避することが重要なポイントになっているのではないでしょうか?
また、BICYCLEUNIONクルーでもある彼、ドクロマークのシートポストを使ってるあたりもイケてます。