キシンのバイクチェック by 田中 海到 (KAITO)

さっきのダイアリーでもふれたキシンから今度は最近彼が使いはじめたWTPの旧3pcクランクのインプレッションが来たんで早速紹介!

なんでキシンがこのクランクを使う事になったか!?
旧型をあえて選ぶその訳は?
ちょっと前だけど、ここら辺のローカルライダーのタクマに今使ってるクランクが折れて乗れないっすみたいな相談を受けたんだよね。
タクマはノーブレーキの524ssでダートも行くし、パークも行く。そんでストリートももちろん攻める。ノーブレーキを感じさせないイカした高校生ライダーなんだ。

そんで『WTPのロイヤルクランクってどうすか?』って聞かれたんだ。
で、実際に彼の話を聞いたら22mmスピンドルでけっこう太いものを彼は使っていたんだけど、けっこうすぐに折れたみたいで、ユウゴも同じクランクを折ったばっかだった。

じゃあさあ〜、今ウチの倉庫に眠ってて、誰も欲しがらない旧型のアームを使ってみる?みたいな話からスタート。タクマから話を聞くうちにキシンも同様のクランクで同じ様にクラックが入って来たとのこと。さらに話を聞くうちにキシンの奥様スミコチャンも同じくクラック処理済み!!

で、この三人は超グッドライダーだし、旧在庫をサポートしたんだよね。サポートってスゲー大げさだけどね。このままだとゴミになるかもしれなかったんで、地球環境的にも間違いない選択だしね!

そして取り付けたのが下の写真&インプレっす。
重さだけで無く、彼らには本当の強度が必要な訳で、物を選ぶのも人によって全く違うよね。


キシンBurroughsクランク画像、メッキが新鮮だね。


キシンBurroughsサイド画像


スミコチャンバイクサイド画像


スミコチャンバイククランク画像(いい感じで削れてます)

『まず、メッキが新鮮でかなり気に入ってます。
レフトドライブなのでペダルを取り付けるねじがこぐと外れる方向ですが、水道工事用のシールテープを巻いてゆるみ辛くしてあります。
もう一台の方はグラインドの時にもうだいぶ削ったようです。以前プロファイルを使ったことがありますが、フラッシュボルトが入る穴がよくつぶれていました。
WTPのくランクは比較的この穴が肉厚でつぶれづらいのかもしれません』

このクランクアームはもう販売はしてないけど、一方方向にしか流れてない今のBMXパーツでは満足できないライダーが居るのは、とっても面白いし、そこから違うスタイルが出て行くんだろうな〜。こんな事があるからBMXは本当に面白いと思う。

だからやめられないな〜、BMXは。
かいとでした。