THEORY ( セオリー)のホイールを分解。 オススメポイントをご紹介。

2022年8月下旬に新ブランドとして取り扱いをスタートしたTHEORY( セオリー)。

MERRITTのサブブランドとして始まったTHEORYはアメリカ東海岸のニュージャージーを拠点に、BMXと彼らのBIKE LIFE STYLEを発信しています。

※上記画像はインスタグラムへのリンクです

各プロダクトは手軽な価格帯で、シッカリとライディングを楽しめるパフォーマンスを提供しています。

特に20インチのBMXホイール “PREDICT WHEEL” はオススメです。

予算がハイスペックなホイールほど出せない、だけどライディングに集中できるホイールが欲しい!という方にオススメです。
今回は前後のPREDICT WHEELを分解し内部構造やオススメポイントを紹介させていただきます。

最後に実際にPREDICT WHEELを使用している、MERRITT・ALIVE INDUSTRYのライダー比嘉 治宏 (YOSHIHIRO)の感想も聞きましたのでご覧ください。


・PREDICT FRONT WHEEL / ¥16,500_(税込)

ハブはローフランジのシェルに2つのシールドベアリングが内蔵されています。
インナーシャフトの玉押し部はネジ切りのタイプで、玉押しはアルミ製です。

シャフトはクロモリ製で3pc構造となっており、グラインド等での衝撃によるダメージがインナーシャフトに伝わりにくくなっています。

リムは36mm幅のダブルウォールリムで、接合部はピンジョイントです。



↓こちらの画像をクリックするとホイールの回転を動画で確認できます。

・PREDICT CASSETTE WHEEL / ¥24,200_(税込)

シンプルな構造のカセットハブですが、MERRITTのハブ同様シールドベアリングに接する部分は全てクロモリ製です。
玉押し部がクロモリ製だと潰れづらいので、タフな使用でも回転性能が落ちにくいのでメンテナンスの頻度が少なくて良いのが魅力です。
シェルに2つ、コグに3つ合計5個のシールドベアリングを内蔵し、コグの爪は3つで幅の広い爪がシッカリとライディングを支えます。
爪の凹には2列のシッカリしたスプリングが内蔵されています。

リムは36mm幅のダブルウォールリムで、接合部はピンジョイントです。

右ドライブ(RSD)、左ドライブ(LSD)からの選択が可能です。




↓こちらの画像をクリックするとホイールのラチェット音を確認できます。


・比嘉 治宏の使用した感想

比嘉 治宏(ヒガ ヨシヒロ)です。

現在、THEORYのPREDICT WHEELを前後使用しています。
他にもMERRITTのフリコのホイールとを気分により使い分けています。

PREDICT WHEELの1番気に入っている点は、ラチェットの音が小さい点です。
東京の人が多い街でストリートを回る時に目立ちたくないので嬉しいです。
デメリットとしては音が大きいハブに比べて、移動の際に気づかれにくいと言うのはありますね。

他のホイールと同じく数週間乗ったら振れが出たので、振れ取りの調整をしたら何も問題無く使えています。
今の所、リムも凹みや歪み等なく安心して使用しています。



リヤにはMERRITTの外付けのSENTRY HUB GUARDを取り付け使用しています。
フロントにはハブガードを付けていない状態です。

最初は値段が安めなのでその分壊れやすかったりトラブルが起こる事が多いのかなって思って使っていましたが、そんな事は全然なく十分にライディングに集中できるクオリティーでした。


※上記画像はインスタグラムへのリンクです