Endpoint81 Round1 by 植山 周志 (SHOE-G)
土日と二日間にわたってエンドポイント81があり、わくわくしながら参加した。全国から本当にうまいライダー達が集まりみんな競い合ったり、久々の再会を喜んだりしていた。僕はcafeBMXで知り合いになってスパインを教えることになったKoichi君と会い練習を見たり応援したりと楽しませてもらった。その他本当にいろいろな友達に会えたのが最高だった。
一日目のプロクラスの予選に参加、みんなかなり本気で予選に挑んでいた。特に僕の印象に残ったライダーは鶴田絢史、岡田一生、山崎肇、Seth Kimbroughだね。山崎肇のライディングはいけていた!次から次へといろんな技を連続でやりメイクしまくり!1.8mのサブボックスでもダブルペグをあっさりメイク、スパインでのノーズタップからファーサイドにフィーブルをして270Outするとか綺麗に決まりすぎって感じで決めてた。いや〜本当にかっこよかった。
嵐を呼ぶ男と言ったら彼しかいないだろう岡田”大将”一生、ボックスジャンプで360TailWhipを綺麗に決め、おまけに2.1mのクオーターでフレアをほぼ決め、もう〜最高だった、大将のライディングが終わったら、もう最高だよって声をかけにいったね。
鶴田絢史はもううますぎるとしか言えない。とにかくうまい!見た人は分かると思うけどバイクコントロールが繊細でかつ大胆なんだ。もう、これは文章でこれ以上書いてもしょうがない、感じてみたい人は5日の神戸で開催される450JAMに行って生で見てくれ。
誰もが気になっていたSeth Kimbroughはノーブレーキライダーでパークでどんなライディングをするのかみんな気になっていたと思う。Sethは昔からパークで乗っているからすっごくうまい、彼もとにかくうまい!乗っているのを3分も見ていれば、「あっ、この人違う」と思うだろう。高さ1.7mのスパインでバースピン180を余裕で決めるし、2.1mのクオーターでディザスターから180アウトtoフェイキーを余裕でやる。技は大きくなかったけど、すっごくうまくてビビッタ。
当の本人の僕は予選ではあんまり乗れてなく予選に残るかな?と思っていたら、なんとか11位とギリギリで残れた。今までは余裕で予選に残れたが、回りのライダーがみんな上手くなっているから、もっと練習しないといけないと思ったね。まず一日目はふと胸を撫で下ろした。
二日目:
この日は決勝戦が目白押しだが、その中でも僕と回りの友達が楽しみにしていたのがマスタークラスの観戦だ。いつもアメージングでいっしょに乗ってて付き合いの長い超〜NiceGuyの川又が出る!木内君@キノウチサイクルにはお祭りライディングと言われるぐらいエンターテイメントなライディングをする男だ。で、今回の彼のテーマはフレアを決めること。アメージングでフレアを決めていたから、俺たちは川又が大会で決めてくれることは分かっていた!で、3回目ぐらいのトライで見事決め会場は大盛り上がりだ!本当に大盛り上がり!ウチワが相当盛り上がっていたんだけどね。いや〜川又からパワーをもらったよ。
決勝当日、予選通過者12名は順位順で4人一組の3つのグループに分かれる。それが以下のリストだ。
第1グループ
野口真伸
渡慶志和政
植山周志
国弘泰法
第2グループ
グレインフェリクス
山崎肇
安達浩樹
丸屋薫
第3グループ
鶴田絢史
Seth Kimbrough
岡田一生
富永勇太
僕は同じグループで乗るライダー達は自分の愛するライダー達で楽しく乗れると思っていた。クリスは過去2回の東京遠征で僕の家に泊まり、僕の手料理を食わせたりと楽しい思い出を持っている。マーボーは同じMacneilに乗ってくれている兄弟のような存在のライダ−・友達だ。彼のライディングを見るのは僕は大好きなんだ。あと和政は沖縄に行ったときに泊めてもらい、ヤンと3人でいっしょに遊んだのがきっかけで仲良くしてくれているんだ。そんな彼らと乗るのが楽しかった。クリスをウイッパーだからあちこちでテールウィップそして、ビックなインディアンエアー、360TurnDownを決めていた。マーバーは半端なかった、540ディザスターを2回目でばっちり決めランプに登ってきて、『始めてメイクしました!』と言って抱き合った。その直後またマーボーは720を決めてくれた!半端なかった!マーボー本人は『みんなテールウィップするから僕は回るので勝負するしかないっすよ』なんて言っていた。いや〜いいライディングを目の前で見るのは本当に気持ち良いね。僕はスパインからバンクを越えてのジャンランのアールに着地するトランスファーがテーマだった。セクションの図で言うと3番のスパインから1番までだね。 ランプをキャニオンエアーなどをしてスピードをつけてトランスファーにトライした。2回目で成功して会場が盛り上がってくれた。僕も盛り上がり360TailWhipを勢いでメイクし、もう嬉しかった!これは本当に楽しかった!この気持ちをライディング直前に盛り上げてくれたのがLocalBallのDJモリカワだ!彼がRob Zombieをかけてくれて俺を最高にハッピーにしてくれた。 もう、自分のグループでのライディングを終え、もうリラックスモードだ。あとは次のグループの狂ったライディングを見て、応援して楽しむだけ!いや〜これは最高だよね。大将はまたまたクオーターでフレアを決めるし、もう何もかもがすごかった。大会が終わった後はみんなのライディングを称えあってビールを飲んだ。そのビールがうまいのなんの。それで遠田君とかと喋ってたら表彰式になり、マーボー、クリス、ユウタと4人でランプの上で緊張しながら待っていた。ユウタには『お前は表彰台に乗るんだから大丈夫だよ』と言ったりしていた。クリス、マーボーと俺は『順位が一桁代だったらいいですね』なんて話をしていた。僕の頭の中では絢史とユウタ、大将は上位と言うのは決まっていたしね。プロクラスの表彰式でまず6位のライダーの名前が読み上げられた。鶴田絢史だ、えっ!随分番狂わせな順位だと思った。その後12位から7位の名前が読み上げられ、この中のどこにいるのかなと思っていた。でも、呼ばれなかった。5位、4位と名前が呼ばれ、次々と友達の名前が呼ばれていたが、僕の名前が呼ばれなく、ハラハラウキウキしていった。2位で名前が呼ばれとっても驚いた。『俺が2位でいいの?』というのが素直な感想だ。いや〜ラッキーだったと思ったね。もうその後はうれしくでビールを飲みすぎてしまった。その夜彼女と月〜水まではお酒を飲まないということに決めてみた。できるかな?
1位から3位の結果は以下のとおりです。あとは覚えていないで勘弁してね
1位 Seth Kimbrough
2位 植山周志
3位 グレインフェリクス
最後にEndPoint81の実行委員会の方々に感謝します。すばらしい大会をありがとう!また、素敵な段取り、準備、資料作りなどとてもいい仕事してたのをみて驚きました。これからも応援しています。