Perugia Cup 2012無事に開催終了。気がついたらZENのライダーが全員集合だった件。
いやぁ、無事に開催されましたPerugia Cup 2012。
もとの延期日だった10/7(日)の朝は雨。さらに設定されていた再延期日の昨日10/8(月)は、体育の日にふさわしい晴天と穏やかな気温でコンテストの開催には最高の日になりました。
今回、約6年の間公の場でライディングすることのなかったShoe-Gこと植山周志がエントリーし、変わらぬキレたライディングを我々ファンに披露してくれたことが印象的でした。
もちろん、最先端のトリックやライディングを巧みにこなす現役ライダーのそれには及ばなかったものの、決勝では最近ZENに合流したネクストジェネレーションのひとりであるショータのすぐ下、7位につけ、会場にいた古くからのファンに喜んでもらえたのではないでしょうか?
以下、その他ZENのチームライダーたちのPerugia Cupについてレポートです。
◆比嘉 勝太(ZEN)
Shoe-Gのひとつ上、6位につけたショータ。
ハイエアーコンテストの際ハンドルバーに口をヒットし、ガーゼを口に詰めたままのライディングとなりましたが、ローカルパークのMaps Tokyoの各セクションを自在にルーティン。
通常のエアよりも高く見えるほどの360 to フェイキーで大きな歓声を作っていました。その他、クレバーなグラインドトリックも魅力あるものでした。
◆南 悠麻
ショータに同じく先日チーム入りしたユーマ。決勝の第2グループであることを忘れ観戦体制に入ってしまい練習のないままジャムに参加することに。
結局そのまま決勝のジャムでは振るわなかったものの、やわらかな動きや美しいインバートなど、彼の魅力を少なからずとも披露できたでしょう。
ショータとユーマ、そして年長さんとなるYossyら3人のライディングや写真が、今月10月17日発売予定のLOOP Magazine Vol.15に掲載される予定です。
こちらは発売のおりに紹介したいと思うので、お楽しみに!!
◆田中 正二
続いて今年もハイエアーを魅せてくれたショージ。
昨年に続く優勝とはなりませんでしたが、無理のない安定したエアーは秀逸。
その安定感はパークでのオープンクラスでも発揮され、今回増設された大きなウォールではビッグなウォールライド to 180をスムーズにメイク。
チーム内ではお馴染みのドヤ顔をこれでもかと観衆に見せつけ、決勝では8位をゲットしました。
Perugia Cup開催直前にニューブランドの発足を発表した3人のライダー、レヒト、マジャ、ユーゴ。
◆村田 伶人
レヒトは安定感のあるスミスグラインドの他、フェイバリットトリックのキックフリップなど、やはりレヒトと思わせるライディングでしたね。
◆眞謝 大輔
Perugia Cup運営スタッフのひとりであるマジャは、縦横無尽にパーク内を走り回り、高さと速さを見せただけでなく、リアルストリートを感じさせるグラインドやドロップオフなど、タフなライディングも魅せ高順位の4位。
◆伊藤 悠吾
UNITEDから降りたのを機にペグを外しブレーキを装着したユーゴ。
器用なマニュアルラインで驚かせただけでなく、意外なハイエアーもユーゴの秘めた魅力として会場の観衆に印象づけたことでしょう。
◆西野 正人
ZENのライダーとしても長く在籍し、現在ではスタッフとしても日々奮闘する「自称福生の顔」こと西野正人。
ヒザに不安を常に抱えるものの最近では安定してる様子でエントリー。
マニュアルに安定感がほしいライダーは、機会があったら彼のアドバイスを聞いてみてください。思いの外ためになりますよ。
◆由谷 友孝
西野と同じくZENのスタッフとして机を並べるYossyは、1日に2度のパンクと少々痛い結果に。
パークのオープンクラスでは1ルーティン中に後輪をパンク。ブースに展示していたサンプルバイクで続行するもチームメイトのピロと接触し故障。さらに引っ張りだしてきたもう一台のサンプルバイクでなんとか乗り切り11位で決勝へ。
決勝前のハイエアーコンテストでも後輪をパンクさせ、再度サンプルバイクで飛んだもののハデに散り、クォーター周辺の観客やカメラマンに迷惑をかけ反省しきり...
◆田中 海到
Shoe-GとともにZENの立上げから関わる田中海到。歳相応なのかシニアクラスにエントリーし見事優勝。表彰式ではZENの提供したWETHEPEOPLEのフレームを手にし苦笑いでしたが、ファンライディングを地で行く姿は、同年代のライダーやシニアライダーから多くの共感を得たことでしょう。
◆丸屋 薫
生活からライディングまで、たくさんのオリジナリティを披露する丸屋薫はPerugia Cupでもそれを発揮。
数年ぶりの披露となったマニュアルアップ to キックフリップは本人も驚きのクリーンヒットとなったようです。
◆安達 浩樹
その丸屋薫やYossyと歳を同じくするピロは、容姿、ライディング共にやはりさわやか。
今月末10月27日(土)、28日(日)には、彼の地元、所沢の航空公園で開催されるフェスティバル内にBMXゾーンを設置し試乗会やスクール、そしてジャムを開催する予定です。
近日情報を掲載するので、みなさんも月末の予定をチェックしておいてください。
◆松元 謙
仕事の都合で10/7に東京入りが間に合わなかったマツケン。
不幸か幸いか延期によって昨日の10/8に開催となり、その日中にMaps Tokyo入り。
ギリギリ滑り込みの参加となりましたが、到着直後には思えないキレを発揮。
やはり魅力は多彩なグラインドからのコンボ。トゥースハングからの180アウトをハイスピードでチャレンジ。抜けが身長以上の高さにもなるカーブボックスではスミスグラインド to ハード180をメイク間近まで持っていくなど、際どくハードな次元にも果敢に挑戦する姿を見ることができました。
こうして各ライダーの事を書いてきましたが、なんとZENのチームライダーは全員が今回のPerugia Cupに参加していたことに気が付きました。
友人同士であるがゆえに居て当然と思うことはありますが、全てのライダーが一堂に会する機会は稀だったため、今回のPerugia Cupは感慨一入。
こうして気の合う仲間でイベントに参加したりそれができることは最高に楽しいですね。
東京での開催に向けたくさんのライダーが遠くから足を運んでいましたが、貴重なコミュニケーションの場となり、新しいヒーローやアイディアが生まれる場にもなる。
ZENは、ライダーによるライダーのためのイベントが大好きです!!
◆◆Perugia Cup 2012リザルト◆◆
◆オープンクラス
1位 高木トシオ
2位 岡ヒロキ
3位 ダニエル
4位 マジャ
5位 大地
6位 ショータ
7位 shoe-g
8位 クリス
8位 西くん
8位 田中ショージ
◆シニアクラス
1位 タナカカイト
2位 コジマっち
3位 たくまっち
4位 クォッパ
5位 ガマン
◆ビギナー & レディースクラス
1位 ジョナサン
2位 オニギリ
3位 ミナト
4位 ウッチー
5位 ヒカリ
◆キッズクラス
1位 リム
2位 ユウマ
3位 ヒビキ
4位 REN
5位 RYU
◆ハイエアー
250cm オカヒロキ
◆バニーホップコンテスト
105cmウミヒコ
◆ワンメイクコンテスト
タカオアキラ
昨年に引続きワンメイクコンテストを仕切らせてもらいましたが、ZENのライダーで選出したライダーが2名となり、賞金の¥30,000をかけサドンデスを行いました。
サドンデスを行ったのは、ジザイにバイクを操るミスターバランス「世界の岡村旭」と猪突猛進ハイスピードな「オヨヨ 高尾晶」のふたり。
岡村旭はモヒカンカーブボックス上でのハーフキャブコンボや、バンク抜けのディケードなどハイスキルなバランストリックを披露し、対する高尾晶はスミス、LUC-E、アイスピック、レビテーターなど、有するグラインドトリックをハイスピードにこなしLUC-E to 180アウトが決勝打となり見事賞金をゲット!!
その他ワンメイクコンテストに参加したライダーのみんな、本当にありがとうございました。
またどこかで今回のようにアツくなれる機会を共にしましょう。
そして一日の終りに最高の場を提供してくれたPerugia Cupに心から感謝します。
運営スタッフのみんな、参加したライダーのみんな、そして観客のみなさん、昨日はお疲れ様でした。
これからもBMXを楽しみましょう!!