旅に出よう! by 田中 海到 (KAITO)

どうも田中海到です。今日、沖縄のチャンプルゲームの案内を見て、最近寒いし、イベントが無いからか旅をしていないな〜って考えていたのですが、ふと以前行ったアメリカのパークのことを思い出して懐かしく思い書いてみました。自分はけっこうというかかなりの旅好き(現実逃避)なので、今まで何かと出かけてきました。いつも後先考えず、帰ってから苦労するのですが、、、その中でも特に思い出深いこのパーク(旅)のことを書きます。まずその旅のはじまりなんですが、今ニュースのページのKINGのステムの所でも軽く触れていますが、谷さんと言う地元のライダーと行きました。谷さんは自分的にはかなりウケる男で、今までにも数々の伝説を作ってきた男です。今日も2年振りに定職をGET ! という伝説!?を作り、自分を驚かせてくれました。彼の久々の労働後の疲れた顔を見ることができ嬉しく思えました。この旅のはじまりも結構無謀で、二人とも旅の数ヶ月前に会社を辞め、お金があまり無い中、ノリと勢いで行った旅でした。谷さんは本当に勢いが半端なく、飛行機のチケット代は自分から借り、成田に着いた時はすでに所持金は1万円を切っていた気がします。そのお金を全てドルに換え飛行機に乗って行ったと思います。空港に行く際もBMX+工具+その他荷物(35kgオーバー)の荷物を持ち京王線と山手線、京成線を乗り継ぎ成田に行きました。谷さんは全ての旅費(レンタカー、宿)にカードを使い、その半分を自分から現金としてもらい、スーパー等で安い食材を探し、ハンバーガーショップのカップを使い回し、このハングリーな旅を続けました。ロスからまず南下し、サンディエゴに行き、そのまま今度は北上しサンフラン、最後はオレゴンまで行ってきました。ROAD FOOLS 10を見ると、あの日の晩飯の献立が頭をよぎります。ウェンディーズで1ドルのハンバーガーを買って食べた懐かしい思い出です。まあ旅の内容はこの辺で、自分が一番思い出深く覚えているのが下の画像のパークです。このパークは初めはたいして期待しないで夜のVANSパークまでの時間潰しに行った所です。二人ともリップが着いたボウルしかあまり乗ったことが無く、はじめは凄く戸惑いました。要はどこまで飛べば良いか、どこを通れば良いかみたいなものは一切無く、良いラインを見つけることが当時の僕らには難しく感じました。でも一時間もするとどこを走っても良いというのが逆に快感になって、夢中になっていたのを覚えています。知らない街をBMXで走って、目で見たものに反応して走る、バニーホップする、そんな感じですかね。それを感じさせてくれるパークでした。また機会があったら谷さんとこのボウルを走りたいです。今の彼なら良いこなしを見せてくれるでしょう。またもや話は変わりますが、街を一緒に走っていて一番楽しいライダーはズバリ丸屋薫です。なんか楽しんですよね。上手いのはもちろん、楽しいな〜って素直に思いますね。こんなGOODライダー達に囲まれた今の環境はかけがえの無いものですね。今年もがんばって旅に出て、色々な所で走っていきたいと思ってます。どこかで会ったらぜひ楽しく乗りましょう!!ちなみに谷さんは見かけでかくて怖そうだけど、根は優しい猫好きです。