FACTORY!!!
先週はスタッフの田中海到とYossyが台湾に行ってきましたが、目的の1つだったTaipei Cycle Showの他に、WETHEPEOPLEの完成車を生産する工場にも行ってきました。
工場では500名ほどのスタッフが様々なメーカーのバイクを生産し、各国の代理店に向け上の写真の様な大きなコンテナに積み込まれます。
当日はWETHEPEOPLEの生産はすでに完了後でその様子を見ることができませんでしたが、その他のメーカーの完成車を丁寧に組立てる姿から安心感と信頼感を感じました。
丁度ハンドルバーとステムの耐震テストが終了したところを見かけました。
ハンドルバーはENVYに装着されている物、そしてステムはなんと開発中のECLATの物!
スタッフ曰く100,000回の振動を与えるテストを何度も繰返し、強度や耐久性の欠けている箇所を探し出すとのこと。
当日は他社メーカーのMTBが生産中で、中でも複数のリンクを介すリアサスペンションが装備されるフレームはパーツの組み付け前に各部の歪みを1本ずつチェックしていました。
さらに、組まれたホイールの最終調整を精度の高いガッチリとした振れとり台で丁寧に行う姿も見られました。
WETHEPEOPLEやECLATは、BMWやMercedezなど多くの高性能な工業製品を生み出すドイツのメーカーです。
彼らが信頼を寄せる今回の工場、ハイレベルであり各スタッフの思入れが伝わる素晴しい工場でした。
今回紹介した工場で生み出される完成車の他、2010年モデルとして現在開発が進むWETHEPEOPLEとECLATの各プロダクツを一足先にチェックすることができました。
会場はサイクルショーとは別に用意されたホテルのスペース。
各モデル2色、計約20台の完成車が並べられていた他、Max GaertigやMike Brennanのシグネチャーモデルとして開発が進むフレーム、更には以前紹介したECLATのステム等を細かくチェックしてきました。
今回のニューフレームの目玉であるドロップエンド。
シート・チェーンステイとの一体感を持たせる様それぞれのチューブが差込まれる構造になり、それらとの溶接面も稼げることからグラインドマニアにはぜひチェックしてほしいフレームになります。
そしてECLATのステム。
この他にもトップロードタイプも開発中で、Sean Burnsが関わっているとのこと。
こちらも楽しみです!!