DGR TOUR 2008 VOL.2に参加してきたよん by 由谷 友孝 (YOSSY)

先週の金曜の夜中に出発したDGR TOUR 2008 VOL.2。
ツアー先は北海道で期間は今月の6日まで。
だけど、仕事の都合上、一昨日の飛行機の最終便で戻ってきた。

金曜の夜中に出発したとはいえ、
北海道の札幌に到着したのは土曜の22:30頃...
他のメンバー以上に限られた時間を意識していた俺は
到着早々「サイクリングだ。」「乗りに行こう!!」って
みんなに提案した。

少ないながらもせっかく参加したツアー。
これは可能な限り乗り倒そうと出発前から決めていて、
実際、参加した日曜、月曜はとにかく乗った。

日曜は札幌のバイクショップ
SAM’S BIKE、moderate、Wheeliesの3ショップ合同の講習会。
会場はイサム・ノグチが基本設計したモエレ沼公園で、
起伏のある敷地から設置されているオブジェまで
全てにモダンな空気が漂い、巨大な美術館のようだった。

講習会はというと、参加ライダーが約20名。
そして初心者と中級者の2グループに分かれて
暖かい日中に真剣に、でも楽しくライディング。

そのまま夕方から夜にかけてモエレ沼公園の
オブジェクト巡りをし、撮る物も撮った夜、
明日行く予定の伝説のデスボウルに向かうことになった。

国内のBMXライダーになじみの薄いデスボウルは
国内の一部のスケーターだけでなく
海外の有名スケーター、そしてあのJoe Richまで知る
神聖とも言える特別なスポット。
そして約30年前にローラースケートやスケートボード向けに
建設、営業されてたもののいつの日かそれも終わり、
なぜか取り壊されることなく今も存在している。
大げさかもしれないけど人によっては
神聖な遺跡とも言えるかもしれない。

事情で3、40分くらいしか乗れなかったけど、
いつも行きたいスポットの一つを後にした道中、
車に乗るみんなが「何かないか」とスポットを
探しながらの車中は、ライダーならではのものだった。

運良く見つけたスポットや地元のライダーに紹介してもらった
スポットで乗り、俺的に北海道最後のスポットに到着。
21:00の飛行機の為に19:00には市内を出発しなきゃならないのに
残り約40分...
そのスポットは地元のスケーターが営業する木製のボウルで、
いくつか高低差がありつつ、絶妙なヒップが有ったりと
その少ない時間ではとても満喫できるものじゃなかった。
急いでチャリを降ろして受付を、そして急いでボウルに駆上がって
ライド、ライド!!

無事に新千歳空港で最終便の席に座った時は
汗だくのTシャツにケツが破れたジーンズ、
さらに頭はアホ毛だらけの自分だった。
今回の旅に必死だった俺の気持ちが伝わったのか、
洞爺湖サミットの関係で「ここにも?」って言うくらい
警備に勤しむ警官に呼止められなかったのは、不幸中の幸い。

とにかく、怒濤の様に過ぎた週末だったわけだけど、
今も北海道を満喫しているであろうメンバー、
ハジメ、丸屋ユーゴタクマ、アキラ、タクマっちは
今週末の日曜日に東京に帰ってくる。
道内に点在するシークレットスポットを巡るということで
ちょっとジェラシーを感じるYossyでした。

moderateの直也、Wheeliesのカクちゃんとエリコさん、
そして札幌で一緒に乗ったみんな、アリガトでした!!