北海道へ... by 由谷 友孝 (YOSSY)

10月は3週間連続で週末トリップを楽しんだ。 まずはカイト君のダイアリーにもあった通り東北へ、次は北海道へ、最後は広島へ。
季節的にチャリに乗りやすいし、どれも行きたくてウズウズしていた所だったから、3週間で欲求を満たした感じ。

で、今回は北海道に行った時のことを報告です。

メンバーは丸屋薫、山崎肇と俺。同い年組でノリもバッチリ。 今回の目的は、まず札幌周辺のショップSAM’S、Moderate、Wheelies3店合同の講習会、次に日本が世界に誇れるボウル、通称「デスボウル」に行くこと。

今回は車で青森まで行きフェリーに乗って、帰りも同じ。 これって結構大変そうに感じるけど(まぁ、実際大変)、気の合う仲間とのロングドライブも楽しいし、それもまた旅の醍醐味ってことで特に3人に不満は無し。

到着は函館で港にゴメスっていう地元のライダーが迎えにきてくれた。そしてそのまま北海道で1つ目のスポット某大学へ。 そこにはバーチカルのあるクウォーターが。何の為にそこにあるのかは分からなかったけど、とにかくその極上のRを堪能。 そのまま函館のきれいな夜景の中ストリートダウンヒルを楽しみに行った。
ゴメスと琢朗ありがと〜。
僕らは夜中にそのまま札幌へ...

途中のパーキングで仮眠して到着した札幌では、Moderateの直也やWheeliesのカクちゃんとその仲間達が僕らを待っていてくれて、スポット巡りのあと夕食と軽い飲みの後家に泊めてくれた。
その家の下にはガレージを改装したショップModerateがあり、彼の友達2人がレコードショップと雑貨屋を一緒にやっていた。
中の雰囲気を一言でいうと友達んち。
とにかく居心地が良くて、何時間でもレコード聞きながら雑貨とか服に囲まれて居座れるアットホームなショップだから、札幌に遊びに行ったときは是非覗いてみてね。

さて、翌日は講習会。
下の動画にもある通り講習会は終始穏やかで、集まった30人くらいのストリート、フラット、そしてMTBのライダー達とモエレ沼公園の中をレッツサイクリング!!
公園の中にはいろんなオブジェとか壁、カーブがあって「180やりたい人〜!」とか「壁走ってみよ〜!」とかスポットごとにみんなでトライした感じ。
上に書いた3店の各店長がいたり、気合いの入ったフルフェイスライダーがいたり、中には小学生がいたりと、なかなか面白いメンツが各々トライをしていた。
普段怖くてトライできなかったことも、みんなの応援や僕らのアドバイスで少しずつ慣れてきて、後半には階段のドロップオフ合戦に。この気合いの入ったみんなの勇姿は動画をチェック!!

で、日が暮れてモエレ沼公園を出発、近くにあるCMJサイクルの店内に常設されているミニランプに乗りに行った。 そこには元気のいい中学生が乗りにきてて、小さな身体でエアを出していた。常にしゃべりながらね。アツい!!

そして今回の旅のメインイベントと言える「デスボウル」に早朝向かった。
ここは30年くらい前のローラー・スケートボードムームのときに作られたボウルで、今では営業をしていない所。 ってことは...そう、ゲリラです。 詳しい場所、方法は書けないけどとにかく乗りに行ってしまった。
実はここ、あのJoe Richが日本に来たときに是非行ってみたいと行っていた所で、世界的にも(?)知られている超神聖な所なんだよね。スケートの世界だとThrasherとかI-Pathが日本に来たときに行ったことで有名。日本のスケーターでも、大好きで大好きで、行く度にコンクリートを持参して補修もして帰ってきちゃうくらい魅力的な所。
その時のことは近いうちにDIG MAGAZINEの記事になる予定だからお楽しみに!!

函館、札幌の模様はDEGREEBMXBICYCLECLUB等で紹介する予定なんで合わせてお楽しみに!!

さてさて、こうして良くBMXと一緒に旅をする訳だけれども、やっぱり楽しいね。
行った先とかその過程で見る東京には無い景色、人、建物、何でも新鮮で、季節を問わず楽しめる。で、一緒に旅をした仲間ともより分かり合えるし良いことばかり...疲れるけどね。
でも、金で買えないものをその旅がいろいろ与えてくれる。
そんな楽しいことを未経験の人は是非是非経験して欲しい。
1人でも2人でも大勢でも。旅することに意義がある訳で、そこで例えうまく乗れなくても得るもの、経験することの方が遥かにデカイ。

何事も経験だ!!
それでは今日の授業を終わります。  礼!!

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ZEN, ライダーブログ