東京都でも空気と緑と土を手軽に感じることができる場所。 by 由谷 友孝 (YOSSY)


最近、ふと思い立って山のキャンプ場に出かけてみた。
別に山で何がしたいわけではなかったけど、ちょうど気温も上がる週末だったしせわしくないノンビリな空気を吸いたかった。

行き先は東京のかなり西側、都心から50km位の桧原村へ。
てか東京にも村があります。しかも結構山深いです。
※東京都には2,017mの雲取山もあります。

夕暮れにキャンプ場に到着してとりあえずテント張り。


東京都なのにって、住んでる自分でも思うほどキレイな川と山。
木も虫も土もたくさんで、ノンビリと体が休まる気がした。

観光日和な日中、近くてもあまり知らない桧原村を知るべく、まったく観客のいない郷土資料館に行ってみた...入館無料なり。

※写真はall tamaより拝借

昭和20年くらいまでは村の90%を覆う森林を活かした林業と同じく養蚕業も盛んで、藍色に染められた当時の服を見ると想像以上に機能的に見えた。
生活に知恵ってヤツで、大木を切り倒したり枝を切る刃物類からそれをふもとまで運ぶソリの様な道具まで、写真が残る時代だったこともあってとても感心した。

そして東京都には鍾乳洞それも一般解放しているところがある。
今回はその内の三ツ合鍾乳洞に行ってみた。

常にかがみながら歩いていく洞窟の中は鍾乳洞らしく奥はひんやりす涼しく、気の遠くなる様な時間をかけて岩を削ってきた水もそこら辺から垂れていて、当日は25℃くらいあったはずなのに出てきた後にはすっかり体が冷えてしまった。
これも自然を感じた証拠と、楽しいものだった。

全然自分の説明じゃ説明しきれていないけど、とにかく東京都でありながら空気と緑と土を身近に感じることができる素晴しい土地なことは確か。

面倒もなく遊びに行けることも分かったし、これからはマメに遊びに行ってユッタリを楽しんでこようかと思う。

※微妙に流行っていない観光地なところも気に入ったところ。混まないしね。