ニュータイヤも装着したマツケンのバイクチェック。ニューモデルのREGIONフレームはいかに!?
一昨年はシグネチャーカラーのDINERO、この一年ほどはメッキのMOTHERSHIP V3と乗り継いできた松元謙(マツケン)でしたが、先日ニューモデルのREGION FRAMEへとスイッチ。
本人曰く、まず体の動きに機敏に反応する取り回しの良さを感じたとのこと。
ヘンドアングルは0.25°寝たことによる変化よりも、トップチューブの0.05インチ(約1.27mm)とバックの0.1インチ(約2.54mm)ほど短くなったことの方が変化として感じているようで、これから乗り込むことでより繊細な動きが期待できると楽しみにしているようです。
REGIONのダウンチューブは縦につぶれたオーバルチューブを使用しており、縦方向への強度を確保している他、グラインド時などにダウンチューブをぶつけてしまった際、通常の真円チューブに比べ凹みにくくなっています。この考えはNathan WilliamsのシグネチャーフレームであるMOTHERSHIPシリーズに継続して採用されてきており、その効果は実証済みなのでしょう。
MOTHERSHIPの場合はヘッドチューブ側がREGIONよりも径の太い真円チューブでBB側へ向け細くなりオーバル化しています。ヘッド周りに負担の多くかかるようなハードなライディングを想定しているのがMOTHERSHIPであり、対してヘッド側もBB側と同じ径としダウンチューブを細身に設計したREGIONは、より軽快なライディングを想定していると考えられます。
また、とことんまでシンプルなU-SLICK TYREも早速装着し、昨日は地元近くのコンクリートスケートパークでその走りを試したとのこと。
DIRECT TYREなどUNITEDの各タイヤと同じく張りがよくしなやかな乗り心地であり、きれいな円を描くトレッドは荷重に合わせグリップを増すイメージで、スムーズで爽快にパーク内を疾走することができたようです。さらにかなりの角度まで寝かせることができたことに驚いたようで、クイックなターンなどタイヤのグリップ感を感じながら楽しんだ一日だったのではないでしょうか。
さて、乗り込んだ末の感想は後日何らかの形でお届けしたいと思いますが、まずは組み上がったばかりの様子を下のリンク先から各部の写真でチェックしてみてください。
松元謙(マツケン)のREGION FRAMEはこちらから
したの映像はひと月ほど前に公開したユーマとの映像ですが、この時は未だMOTHERSHIPでした。
マツケンのライディングが今後どのように変化または進化するのか、我々としても楽しみです。