TREE SPROCKETにサイズが追加!

サポートライダーの丸屋薫をはじめ、多くのライダーが使用するTREEのスプロケットに歯数が追加されることになりました。今回追加されることになったのは38Tと40Tで、現在39Tを使用中のライダーにはさらに細かいセッティングを楽しめることとなります。現在、丸屋は39Tを使用中ですが、40Tに変更する予定で、よりハイスピードを追求した丸屋らしい選択です。逆にハンドレールの進入などで助走が取りずらい狭いところでの加速を良くしたいライダーは38Tを選べば助走が取りやすくなるでしょう。

ところで、最近皆様からお問い合わせを受けるTREEのスプロケットの若干の変更点ですが、非常に多くの方から問い合わせをいただいておりますのでこの場を借りてお答えしたいと思います。

まず歯がスプロケット本体断面のセンターからオフセットに変更された点についてですが、これはアッセンブルのセッティングによってはセンターのままだとリヤとのチェーンラインが取れなくることがあり、スプロケットの歯をチェーンが削って薄刃の様な状態を起こし、スプロケットの消耗を早めてしまう可能性がありました。このような現象を改善する為に施された改良です。

次にスプロケット本体センターのクランクへの取り付け穴のサイズですが、現在穴サイズは22mmに設定されています。これはRNCやPRIMO、WTPなどのクランクにそのまま適合します。付属するアダプターは19mmアクスル用でPROFILE RACE3PCクランクに適合します。これ以外の径、ならびに1ピースクランクには適合しません。ご購入の際はくれぐれもこの点にご留意してご購入をご検討いただければと思います。

次に現行モデルでガード取り付け穴にネジのタップが切っていない点についてですが、ご存知のように以前のモデルにはスプロケット本体にガード用のタップが切ってありましたが、現在はガード側にタップが切ってあります。これはネジの山がつぶれたりして消耗してしまった場合、スプロケット本体にタップが切ってあると、本体ごとまるまる交換することになってしまいます。ガード側にタップが切ってあれば、例えネジの山を消耗してしまった場合でも、ガードのみの交換で留めておけるよう改良が施されました。下の画像のようにスプロケットを挟み込んで使用してください。

以上、最近多いお問い合わせに関してお答えさせていただきました。
今後もより良い製品改良の為、皆様からのご意見、ご要望をお待ちしております。