こんな時代もありました。 by 田中 海到 (KAITO)
皆さん元気ですか?今日はたまたま家の裏庭で発見した、古いフレームの話と、その時代のライディングについて書きたいと思います。今朝、裏庭で探し物をしていたら、角の方のゴミの山!?に小学生の時に乗っていたBMXの残骸を発見しました。多分、親が庭を片付けた際にゴミとしてそこにおいておいたと思うのですが、久々に小学生時代を思い出し、少し感動しました。このフレームは多分15年以上前のGT社のレースフレームで当時の自分にとって大切な宝物でした。当時はスケートボードもやっていてフレームにはSANTA CRUZやINDYのステッカーが張ってあって、楽しかったスケートの思い出も蘇り、懐かしく思いました。当時の自分のライディングスタイルは今思えば、かなりのオールラウンドぶりを発揮していました。フラットから、レース、ボウル、ダート、飛び降り、遠出、とすべてのことを一台のBMXでこなしていました。学校が終わるとBMXに乗って近所のマイティーマウスと言う今は亡きショップに通い、そこで悪い中学生とBMXに乗ったり、ビデオを見たりと悠々自適な生活を送っていました。当時は野川公園という所にあったバンカー(ゴルフ場跡地)を利用した発射台みたいなジャンプがあり、そこに良く通ってジャンプしたり、清瀬にあったボウルに出かけたり、駅前でストリートをしたり、ベニヤを拾ってきてジャンプ台を作ったり、ハチャメチャな感じでした。今みたいにパークはほとんどなかったので、こういうスタイル?だったんでしょうね。スケートは当時板も全然違ってバカでかく、ハンドプラントとかボンレス、パワースライドとか、超OLD SCHOOLな感じです。植山君ともその頃出会いました。当時の植山君は今より、かなりクレイジーで小学生の自分はなんかすごい人だな〜見たいな感じで、少し距離を置いて見ていたのを思い出して、今もこうして一緒に仕事をしたり、乗ったり、飲んだりできることがとてもうれしく、再確認できました。高校に入るとバイクとか、車とかの誘惑で乗らなくなり、24歳ぐらいからまた乗り始め現在に至るのですが、一本のフレームで色々なことが思い出せ、また原点を確認できた気がしてよかったです。皆さんも大切な一本を残して、将来それを見ながら思い出に浸るのも悪くないですよ。まあ僕の場合はサビだらけでしたけど、、、、ここまで読んでくれてありがとうございます。田中海到でした。