y__simoの北欧遠征 by 大霜 優馬 (YUMA)
ワイシモです。
8月の中頃から終わりにかけて、北欧へ行ってきました。
今回はこの夏の想い出を、皆様と共有できればと思います。
是非、お付き合いください。
今年は約2週間の日程でヨーロッパへ行く事ができました。
国としては2か国で、バルト三国フィンランドと、その南東側に位置するエストニアです。
日本列島に台風の直撃もあって、出発はバタつきましたが、予定の一日遅れで無事にフィンランドへ到着。
フィンランドへは、以前日本へ旅行に来た友達のクーティーとフィリックスを頼りに行きました。
現地のライダーサカリやローカルライダー達と接触し、現地でヒカルさんとも合流しました。
初日はのんびり乗って終えました。
起伏の激しい港町のヘルシンキですが、車は使わず、みんなで漕いで移動していました。
スポットも街にギュッと凝縮されている印象でした。
街を走ってスポットを目指し遊ぶ。BMXの醍醐味だなと改めて感じたところでもありました。
色んなスポットに連れていってもらいましたが、一番感動したのはこのスポット。
ショッピングモールのエントランスで、フィンランドといえばのムーミンショップなどもあり、日中は人の往来が激しい場所。
ただ、乗っていても特にキックアウトもなくて、接触にさえ気を付ければ誰も何も言わない、不思議な場所でした。むしろスマホ片手に歓声が上がるなんてこともありました。
日本だとあまり考えられないですね。
DIYのスケートパークにも連れていってもらいました。
写真はヒカルさんに撮って頂きました!
スケーターが作りあげてきた場所で、どのクォーターも癖が強くて面白い場所でした。
近くには余ったコンクリートで作ったのか、小さなクォータースポットもあって、そこでバイクチェックも撮ってもらいました。
よければこちらからチェックしてください。
隣国での撮影を終えてフィンランドに来ていたブルーノ、ギャレット、ジョージとも合流。
ブルーノの提案もあってサウナへ行きました。フィンランドはサウナ発祥の地だそうです。
フリーのサウナスポットで、近くにはクールダウンできる深い池もあり。
一発目に池へ入った時に深すぎて溺れかけたのは内緒です。
ちなみにローリューはそのまま発音して通じました。
カメラ背負ってみんなで乗りに行って、ビール飲んでサウナ入って。
文化は違えど、BMXという共通点を介して、みんなと楽しく過ごせるのは本当に最高だし、幸せに思います。
フィンランドで数日過ごしたのち、エストニアへ移動しました。
クーティーらに聞いたところフェリーで行けるとの事だったので、ヒカルさんと船旅して向かいました。
船2時間、バス2時間で着いたところはエストニアで2番目に大きい街タルトゥ。
去年、参加する事のできたSIMPLE SESSIONからお誘いを貰って、行くことが出来ました。
街自体はカントリーな場所で落ち着いた雰囲気。
日本の田舎とも違って、建築物はキリっとした新しい物が多かったです。
到着した日にはストリートジャムが行われていたので遊びに行きました。
最後に立ち寄ったスポットはかなり立体的で、面白かったです。
去年仲良くなったエストニアのライダーや、久しぶりに会う友達と再会を喜んで、1日目は終えました。
SIMPLE SESSIONといえばですが、期間中は毎日アフターパーティーが行われています。
写真のパーティーは、街で一番若い人の集まる箱だったそうで、活気にあふれてました。
路面が滑ったり、練習では他のライダーとラインが被ったりと、結構難しかったです。
ですが、練習から沢山のウェブメディアが撮影していて、やはりテンションは上がりました。
コンテスト自体の結果は予選落ちでしたが、ヒカルさんの撮影でしっかりやりたかった事を形に残せたのでとても嬉しかったです。
ライブ等で見てくださった皆様、ありがとうございました!
スケートボードでも2人の少年が決勝へ、一人は表彰台も手に入れてました。
BMXではジョージが決勝へコマを進めて、こちらも表彰台を獲得。
テラ、ソースケの走りもアツかったです。
BMXの同窓会のようにも感じられるSIMPLE SESSION。
年に一度のお祭りイベントで、会場の熱量は高かったですし、トリックが決まった時の客席からの歓声は表現しきれないです。
エストニアの暖かさも感じられました。
BMXは本当に素晴らしいアイテムだなと改めて実感しています。
正直、食費は一食2000円以上ですし、旅費もかなりの金額。
ただ、こうして色んな場所を見て、感じる事が出来て嬉しいですし、友達も増えて、とても大きな財産になっていると感じています。
今の環境と生活にも感謝です。
これからも、たくさん感じ、吸収して、この先のBMXに繋げていけたらと思います!
ありがとうございました!